大晦日、いかがお過ごしでしょうか。寒い。
9月19日にキリスト教学院大学で行った「
小学校の先生、中学校美術の先生、
読んでみたい人は、 ogidou.kaiduka@gmail.com まで連絡下さい。出来る限り送ります!!!
写真にある通り、今回はブラックとブルーの2パターンあります。
いろんな場所で生まれる美術 〜美術というクリエイティブ、教育というクリエイティブ〜
こんにちは、カニメガです。 真さんからパスがまわってきました。 自己紹介からすると、カニメガは宮古出身の男女2人組です。 アートっぽい活動をしながら暮らしています。 今は主に、県内のアート展や、デザイン展に参加させてもらっている感じです。 荻堂の二人とも「wanakio2008」で知り合いました。 カニメガは二人とも美術教育関係者ではないので、 今までリレーで書いてきている方々のように、 日々美術教育について思案してないので、 自分の経験をちょろりと書きます。 残念ながら、小中高校・・と思い出しても、 学校で美術を学んだ記憶があまりありません。 当時の島の美術教育は、時間数含め、かなり薄かったです。 勿論、その時に頑張っていた美術の先生もいると思いますが、 二人の意見として「かなり薄かった!」と共通しているので、 少なくとも私たちにはそうだったように思います。 では、なぜ美術の道に進んだのか。 ここからは、カニメガのカニ(♀)の方の話になります。 実ははっきり覚えてはいませんが、高校2年の時に 雑誌だったか、TVだったかをみて、意識して「美術」 というものを発見しました。 もともと宮古島には、美術館なんてなくて、「デザイナー」 といえば「ファッションデザイナー」で、「画家」 はピカソしか知らなかった。 身近な絵画は、なんとか事務所にある、額に「寄贈」と書かれた「 湖と山の絵」です。美術について考えたことがなかったのですが、 そんな時に「美術」または「それ界隈」 で生きている人が結構いる。 と気がついた時になんだかすごく刺激的で、 美術を通して何かできそうな気がしました。(甘かった) でも実際に私が島をでるきっかけになりました。 翌年、 なんとか某大学の教育学部の美術工芸科へ入学することができまし た。(よかった) 島を出ると、もっと刺激がたくさんありました。 映画館も沢山あったし、本屋さんも大きかったし。 何よりも衝撃だったのは、 若い人達がカフェやバーや小さなギャラリーと、いたる所で、 自らお金払ってでも自分の作品を展示したり、 パフォーマンスしたり、映像上映したりしていたこと。 自分の島でそんなことしようもんなら 「何でそんなことしてんの?笑われそー。」てな感じなんですが、 「よくやるなー」と思いつつ、とても刺激的で面白かった。 とにかく学校以外でも美術がたくさんあり、 普通に生活しているだけで触れることができるのがよかった。 そんな刺激にほだされて(?) 今まで何だかんだ続けている気がします。 学校以外でもふれることのできる美術は、最近わりと盛んで、 展示会はもちろん、公民館や映画館、 街の中で魅力的な講座やワークショップがたくさん開かれています 。 実際にカニメガとしても公民館や、 動物園なんかでワークショップをすることもあります。 子ども達対象がほとんどですが、 関わっている大人たちの方が興味津々だったりすることも多いです 。 美術と名がついてなくても、入り口が美術的なものだったり、 又は過程が美術的だったり、ゴール地点が美術的だったり、 というものもあります。私自身の経験からいうと、 学校を卒業してからの方が、美術に触れる機会が多いかも。 学校を卒業してしまった人も、学校がない所の人も、 美術に触れられる世の中は生活にハリが出ていいなぁと思う。 大いに活用すべき。 そんな中で逆行するように、宮古島では、図書館がなくなり、 映画館がなくなり、 文化的にますます乏しい環境になっている気がして、切ないです。 (一応、 映画館も図書館も規模はそうとう縮小してもなんとかギリギリ復活 、存続しているようで、応援したい。) 島をでるきっかけが「美術」であったように、 島に戻るきっかけも「美術」になるかもしれない。 と思う今日この頃です。(予定は未定です) 漠然と、私と美術にまつわるエトセトラになってしましました。 無駄に長文ですいません。 最後まで読んでくれた人、ありがとうございます。 更新おそくなってごめんないさい。次にまわします。 美術っていいともー 次てまきさんでーす。
こんにちは。玉城真(たまきまこと)といいます。
荻堂のお二人のご紹介により、美術っていいとも!
ありがとうございます。
いままでにご紹介にあがった先生たちと違って実績もないのですが
私のプロフィールを紹介します。
駄文で読みにくいところですが、ご了承いただけると幸いです。
私は現在、
珊瑚舎で講師は五年目になります。以前は、
珊瑚舎での美術の授業は、
少人数と幅広い年齢層の生徒たちを一つの時間で見ていますので
同じ課題というよりも個々のやりたいことを個々でやってもらい、
かたちのスタイルで授業進行しています。
ここ数年は、
ようやく、この方法をとれるような心境に私がなってきたのかと、
以前はネタ主義というか、作品の制作、発表もしていたので、
ネタ主義が悪い訳というより、
それでも、
ただ予想に反して、ネタの中途半端さや検討不足など、
うしろめたさや責任といったことは、先生をしている以上、
それが劇的に変わるような何かがあった訳ではないですが、
それからは、生徒と話をして、
そうすると、
ただ今、その変化が少しずつ生徒たちにも表れてきました。
茶化してふざけることで、まぎらわしていた生徒が、
もし、今のやり方を公立校でできるかといえば、私はできません(
物理的な面もありますが、
珊瑚舎スコーレでは、自己評価ノートによる評価をやってい、。
ながながとなりましたが、
公立校でもない小さなNPOの学校だからできることだし、
美術っていいとも!
荻堂のお二人に紹介していただいた、カニメガさんどうでしょう。
琉球大学法文学部法政学科卒業、明星大学通信教育学部単位修得(平成12年) 平成3年 株式会社琉球銀行入行
平成10年 沖縄県対米請求権事業協会(2年出向勤務後、退職) 平成13年 那覇市立城東小学校、久米島町立比屋定小学校、那覇市立若狭小学校勤務 現在に至る。
もと銀行員という経歴をもった先生。みたことないです。とても素敵な経歴です。
新垣さんからのメッセージ
「子どもたちは、図工が大好きです。休み時間には、イラストを描いたり、おもちゃなどを作ったりしている子もいます。遊びが図工の授業のヒントになることは多いことに気づきました。これからも子どもたちとたくさん図工を楽しみたいと思います。」
若狭小学校も面白い学校なので、ついでに紹介します。
本部町出身
開邦高校芸術科美術コース卒業
琉球大学教育学部美術工芸科卒業
琉球大学教育学研究科美術教育専攻修了
中学校教諭8年目
モスバーガーでは、学校の授業の中では「道徳」に力をいれている。マンガなどを使いながら「道徳」を実践している。という言葉が印象に残っています。ビビビですね。
道徳と美術。これは重要なキーワードだぞと勝手に思いました。是非当日はこの辺を掘り下げて聞いてみたいですね。
まだ会ってから時間が浅いので、また話をして追加で紹介していきますね。
最後に綾乃さんの一言です。
「同じ事を繰り返し繰り返し諦めず生徒と関わる」
ではでは、シンポジウムお楽しみに。
まずは、自己紹介から
名前は池原盛浩(いけはらもりひろ)と言います。現在、沖縄県立博物館・美術館の博物館班に勤めています。博物館と美術館が一つの建物に入っているのは全国的に も珍しいそうです。
琉球大学を卒業後、中学校の美術教諭を19
年間勤めました。その後、県立総合教育センターで指導主事として、県内から研修に来る先生方(小学校の図画工作、中高の美術)の研修のお世話をし、学校での美術 教育の在り方や
開館前の美術館についての教師向け自主講座などに奮闘していました。それが今は博物館側にいるのも不思議ですが・・・。
その後今年3月までは、日本最西端の島、与那国島で、島の西側にある久部良中学校の教頭として勤務していました。年に数回台湾を観ることができる自然いっぱいの 、全校生徒
20数名の小さな学校でした。
与那国島は、沖縄本島から500
kmも離れていて、八重山地区においても独特の文化を持つ島です。しかし、“美術”に関しては情報不足や美術経験の不足等から地域住民の関心は薄く、児童生徒へ の美術教育も正直弱いです。美術専門の先生は学校規模の関係上配置できないため、他教科の先生が美術の授業を持つのは当たり前です。美術教育の重要性を考えて? このメーリングリストも始まったのかと思いますが、多くの離島を抱える沖縄での美術教育の普及はとても深刻です。皆さんも“離島でできる美術”を考えてみません か。
ちなみに私は与那国の主な居酒屋で、即興の絵手紙を人前で描き、絵を描く楽しみを伝えました。又学校では漆喰シーサー教室を地域住民向けに開きました。皆美術に ふれる体験がほとんどないため、気軽にできる美術体験に飢えています。
今博物館の教育普及という直接美術には関係のない仕事に就いていますが、これまでの美術に関した“仕事”と“経験”と“考え方”のすべてが活かされています。
最後に、まだ沖縄県立博物館・美術館を訪ねたことのない方。
ご来館をお待ちしています。
こんにちは。小橋川啓・戸ヶ瀬哲平です。
おきなわ子ども教育フォーラム第5回フォーラムのお知らせをさせてください。私たちが「美術の先生は何を考えているのか」等の企画をしている大本のフォーラムの 全体会です。例によってぎりぎりのお知らせで申し訳ありません。
おきなわ子ども教育フォーラム第5回フォーラム
2010年6月19日(土)10:00~16:40
会場:浦添市てだこホール 市民交流室
今年から始まる11個のプロジェクトの発表があります。
小橋川啓/戸ヶ瀬哲平は13:30~14:30 ワークショップ「伝われ、ぼくわたしの研究!」というワークショップみたいなことをします。
おきなわ子ども教育フォーラム http://w3.u-ryukyu.ac.jp/okinawaedu/framepage1.html
よろしくお願いします。