2009年12月28日月曜日

シンポジウム詳細

みなさま、遅ればせながらシンポジウム詳細をお知らせします。確認も含めて。

日時:2010年1月10日(日)
場所:沖縄県立博物館・美術館 博物館講座室

タイムスケジュール

11:00 展示公開(シンポジウムに参加できない方もぜひ展示だけでもみていってくださいませ)

13:00 シンポジウム開始 

      各パネリスト紹介・実践報告(各15分)

14:30 パネルディスカッション

15:00 質問の時間

16:00 終了

*盛り上がり次第で延長もあり得ます 

なかなか濃いメンバーで、沖縄でこの顔ぶれが一同に会して美術教育を語り尽くすなんてなかなかありません。きっと視野が広がります。はっとさせられるはずです。次の授業どんなことしようかわくわくする気持ちがたちのぼるはずです。

ぜひお越し下さい。もちろん教育関係者以外の方も!                   

                           


パネリスト紹介 その5

ついに最後のパネリスト紹介です。われらが琉球大学教育学部の吉田悦治先生です。
吉田先生は写真の通り、あまり教育学部の先生っぽくないですが、とても広い視野で美術/教育をみたり実践しているひとです。さらには落語までこなします。08年には私たちのアートプロジェクト荻堂貝塚再発掘調査08にて聞いたことも無い落語をしてくれました。(写真)

元々は高校の先生でそのときに「美術はガキの武器になり得るか」などの展覧会(授業をギャラリーで行いそのプロセスも見せる)を行っています。ちなみに先生の前は絵画販売などいろいろとやっていたそうです。

教育の場は学校だけではないということで、普通学校はもちろん、病院、フリースクール、離島に出向いての実践など、神出鬼没です。

当日はメインの進行もしていただける予定です、大学やその他の場での実践報告も楽しみです!その他のパネリストの先生もそうだと思いますが、今頃、展示のために写真を選んだり、文章を書いたりヒーヒー言っていることでしょう。乞うご期待!!

2009年12月27日日曜日

「顔展」関連イベント

来年の1月9日に行われる、講演会のお知らせです。

1月10日は「美術の先生は何を考えているのか。」が行われることもあり

なんだか、新年から面白くなりそうです!



「顔展」関連イベント


講演会:作品を言葉にすること

講演者:保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員)


日時:2010年1月9日(土)13:00より

会場:沖縄県立博物館・美術館(美術館講座室) *参加費無料


問い合わせ

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA 0748-36-5018

鏡が丘特別支援学校(担当:朝妻彰) 098-877-4940

森川特別支援学校 (担当:金城馨) 098-945-3008


※講演者プロフィール

保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員)

1976年生まれ。

慶応義塾大学大学院修士課程修了(美学美術学分野)。

2000年より現職。

武蔵野美術大学の非常勤講師も務める。

企画した展覧会に「建築が生まれるとき ペーター・メルクリと青木淳」展(2008)、「現代美術への視点エモーショナル・ドローイング」(2008)、「この世界とのつながりかた」(2009)など。共著に『青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORK(1)1991-2004』(INAX出版 2004)、『丸山直文全作品集1988-2008』(淡交社 2008)、『キュレーターになる!アートを世に出す表現者』(フィルムアート社 2009)など。

『すばる』『東京人』で連載。

 

2009年12月15日火曜日

パネリスト紹介4


今回紹介するのは、新里義和先生です。
現在、沖縄県立博物館・美術館において、主任学芸員をされています。
昨年までは真和志高校で教師をしていました。真和志高校ではクリエイティブアーツコースの立ち上げに関わり、高校での表現に新しい軸をもたらしたといっていいでしょう。
写真甲子園やまんが甲子園での監督としての手腕は、星野仙一と比較されたとかされないとか。

そんな新里先生との出会いは、大学の夜の講義「美術って何?」です。
本来は琉大の永津先生の授業ですが、新里先生が代打で授業をしていました。
代打といっても、パカパカとヒットを量産する面白い授業。幼児教育から現代美術にいたるまでとてもわかりやすく教えていただきました。こんな先生が高校にいるのは素敵だなぁと関心していました。

しっかりと生徒に向かい合い授業をして、自分も作品を作る。

簡単そうで、なかなか両立出来ている人は少ないと思います。生徒からすると、とっても表現する事に希望が持てるのではないかと感じさせる「先生」です。

とは言いつつも、本当は何を考えているのだろうと私自身が知りたいと思う人です。
「新里義和は何を考えているのか。」を是非みに来てください。

2009年12月10日木曜日

「顔展」



パネリストの今村清輝先生が関わっている展覧会です。

出品作家も面白そうな感じです。会期長いので是非、年末年始足を運んでください。


2009.12.15~2010.1.17

沖縄県立博物館・美術館 特別展示室にて

「顔展」が開催されます。観覧無料です。


本展では、「顔」を表現し続けている7人の表現者の作品をご覧いただきます。

「顔」は、私たちが社会と結びつくために実にさまざまな役割を果たしています。時には言葉や行動以上、私たちは「他者の顔」から様々な情報を受けとることもあります。

目、鼻、口をその要素は単純なのにかかわらず、それらのカタチの変化によって「顔」は様々なメッセージや感情を見る人に与えます。それはある意味「記号」のようでもあります。

そんな「顔」の持つ不思議な面白さを、ボーダレスなアートの視点からご堪能ください。



この展覧会、滋賀県のボーダレス・アートミュージアムNO-MAが主催の巡回展となります。

沖縄での展示では3名の沖縄の作家も特別出展します。



保坂健二朗さんの講演会(2010.1.9)も予定されています。

講演会について詳しくblogにて後日お知らせいたします。


2009年12月6日日曜日

パネリスト紹介3
こんにちは。小橋川啓・戸ヶ瀬哲平の小橋川のほうです。
今回のパネリスト紹介は長野は櫻ヶ岡中学校から参加してくださる中平千尋(なかだいらちひろ)先生です。
中平先生は長野で「学校を美術館にしよう」と、とがびプロジェクトというすごい実践
をしてきた先生です。
生徒の作品を展示するだけではなく、生徒が作家を呼んだり、コラボレーション
したり、企画したり、またキッズ学芸員となって作品の解説までも行ったりと、すごくおもしろそうな取り組みです。
いわゆるアート関係からというより、教育の熱い思いからプロジェクト型の美術教育を行っているというのが感動しました。
2006年からはAAF(アサヒアートフェスティバル)参加企画として、学校教育の枠をこえた活動にもなっています。
とがびプロジェクトから、現在はながのアートプロジェクトとして、よしだアートプロジェクト、さくらびアートプロジェクト、メガとがびアートプロジェクト
などが行われ、すごい広がりです。
また、Nスパイラルというカリキュラムの組み方も興味深いです。
詳しくはこちらをご覧ください。
当日のシンポジウムでは作品展示もありますが、そちらも楽しみです。
パネルディスカッションも白熱しそうで楽しみです!!!

2009年11月30日月曜日

チラシが出来ます!


今回のシンポジウムのチラシと簡単なポスターが出来ます。12月に入りましたら、学校へも届きますので是非ご覧ください。

2009年11月29日日曜日

パネリストの紹介 2

今回は今村清輝(いまむらきよてる)先生を戸ヶ瀬哲平が紹介します。
神の国・宮崎県出身の今村先生。現在は沖縄市の美咲特別支援学校高等部で先生をしておられます。美咲養護学校(現美咲特別支援学校)は私の初めての職場であり、今村先生と出会った場所であります。

琉球大学大学院を修了されており、在学中も「平面だったら絵画なのか」などとバリバリの美術学生だった今村先生。卒業後に働いた養護学校で画用紙いっぱいに絵を描き、くるっと裏返してまた絵を描き始めた生徒を前に目から鱗が落ち、特別支援学校で働いていくこととなります。

さまざまな個性が入り乱れる特別支援学校で、彼は一人一人の生徒にとても真摯に向かい合います。美術の時間はもちろんのこと、それ以外の時間でもそれぞれの生徒に応じたアイデアを出し続けるのです。

学校で生まれてくるアートを、障がいの冠をつけないでみせたいとアートキャンプ2001実行委員会に参加。現在に至るまで展示会、ワークショップを精力的に行い県外の団体とも交流を重ねています。福祉大国滋賀県でのフォーラムではパネリストとして講演も行っています。

現在は精神障がいのアートにも興味を持ち、リアリティのある美術・アートを見つけてはにやけています。



アートキャンプ2001 2001年から2008年までの活動
「顔」 沖縄県立博物館・美術館にて12月15日〜1月17日まで開催



2009年11月22日日曜日

パネリストの紹介1

みなさん。こんちは。小橋川啓・戸ヶ瀬哲平の小橋川のほうです。
1月のシンポジウムに向けて、じわじわとパネリストの先生たちの紹介をしていくことにしました。
今日は筑波大学附属小学校図画工作研究部から参加してくださる仲嶺盛之(ナカミネモリユキ)先生です。
仲嶺盛之先生との出会いは私が大学卒業してすぐですから、4年位前になります。
当時、仲嶺先生は琉球大学附属小学校で図工部主任をしていて、そこに私が図工の非常勤講師として勤めたのでした。

仲嶺先生の授業はすごく熱くて、激しい。(今はさらにレベルアップしているんだろうなと思います。)
それでもって何より子どもに愛されてる先生。
ギターの弾き語りにあわせてみんなが歌っている。そんな風にして始まったり終わったりする授業を何回かみました。

2006年に図工・美術会議うちなぁ(図美会)を立ち上げ、小・中の先生しかいなかったメンバーも今は拡散して小・中・高・特別支援に広がっています。(少しづつですが)

初等教育において図工は何を育てたいのか。図工・美術を教えるのではなく、図工を通して、、、。コンクール中心とも言われる沖縄の図工のありかたを当時から心配していました。
08年の図美会紀要のあいさつ文で、図工を「瀕死の教科」とよんでいたことが忘れられません。

また実はバンド活動もしています。へヴィメタルと呼んで間違いないかと。こちらも楽しい。

そうだ!明日11月23日は琉球大学附属小学校、公開研究会です。
図工の授業ももちろんあります。仲嶺先生も行くとのことです。
小橋川・戸ヶ瀬もいきます。お金かかりますが、沖縄にいる方は
ぜひどうぞ。奈須正裕さんの講演もきっとおもしろいはずです。

琉球大学附属小学校http://www.els.u-ryukyu.ac.jp/
第26回公開授業研究会をクリック!










2009年11月18日水曜日

パネリスト中平先生に会ってきました!

1月のシンポジウムに向けてパネリストとしてお呼びしている長野の中平先生に会ってきました!
今回お会いしたのは東京で行われたアサヒアートフェスティバル(AAF)の報告会。
私たちも夏にAAF参加企画「コザクロッシング」というアートイベントに参加してましたが、
中平さんもNプロジェクトとして参加していましたので、報告をききつつ、顔合わせしつつ、
打ち合わせしてきました!!

初めて会う我々、怖い人だったらどうしようと軽くびびってましたが、とても情熱的で愉快な先生で
、いろんな話が聞けて、1月がますます楽しみになりました。1月10日、熱いシンポジウムになること
間違いないです!











東京は浅草、黄金のしずくのようなビルが会場のアサヒアートスクエアです。うんこみたいですね。



中平先生の報告!美術教育にたいする危機感が感じられ、報告会の中でも際立っていました。その後、たっぷりお話したのですが、写真がこれしか取れてなく、あしからず。

2009年11月8日日曜日

美術の先生は何を考えているのか。


1月10日に開催されるシンポジウム「美術の先生は何を考えているのか」のブログです。
琉球大学の研究プログラム21cocefの企画の一つです。おきなわの教育を考えるプログラムの中で、美術教育を軸にしているのは私たちの企画のみとなっています。

とりあえず、1月まではシンポジウムのパネリストの紹介や、シンポジウムに至るまでの動き、美術や教育の催しの紹介をしていきますのでよろしくお願いします。