2010年8月18日水曜日

美術っていいとも! 7月29日 池原盛浩

まずは、自己紹介から

名前は池原盛浩(いけはらもりひろ)と言います。現在、沖縄県立博物館・美術館の博物館班に勤めています。博物館と美術館が一つの建物に入っているのは全国的に も珍しいそうです。

琉球大学を卒業後、中学校の美術教諭を19
年間勤めました。その後、県立総合教育センターで指導主事として、県内から研修に来る先生方(小学校の図画工作、中高の美術)の研修のお世話をし、学校での美術 教育の在り方や
開館前の美術館についての教師向け自主講座などに奮闘していました。それが今は博物館側にいるのも不思議ですが・・・。

その後今年3月までは、日本最西端の島、与那国島で、島の西側にある久部良中学校の教頭として勤務していました。年に数回台湾を観ることができる自然いっぱいの 、全校生徒
20数名の小さな学校でした。

与那国島は、沖縄本島から500
kmも離れていて、八重山地区においても独特の文化を持つ島です。しかし、“美術”に関しては情報不足や美術経験の不足等から地域住民の関心は薄く、児童生徒へ の美術教育も正直弱いです。美術専門の先生は学校規模の関係上配置できないため、他教科の先生が美術の授業を持つのは当たり前です。美術教育の重要性を考えて? このメーリングリストも始まったのかと思いますが、多くの離島を抱える沖縄での美術教育の普及はとても深刻です。皆さんも“離島でできる美術”を考えてみません か。

ちなみに私は与那国の主な居酒屋で、即興の絵手紙を人前で描き、絵を描く楽しみを伝えました。又学校では漆喰シーサー教室を地域住民向けに開きました。皆美術に ふれる体験がほとんどないため、気軽にできる美術体験に飢えています。

今博物館の教育普及という直接美術には関係のない仕事に就いていますが、これまでの美術に関した“仕事”と“経験”と“考え方”のすべてが活かされています。

最後に、まだ沖縄県立博物館・美術館を訪ねたことのない方。

ご来館をお待ちしています。

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