2010年12月31日金曜日

美術の先生は何を考えているのか。② 報告集完成!


大晦日、いかがお過ごしでしょうか。寒い。

9月19日にキリスト教学院大学で行った「美術の先生は何を考えているのか。②」の報告集が出来上がりました。
小学校の先生、中学校美術の先生、大学の環境教育の先生の3名のパネリストが当日話をした内容が、そのままパッキングしてあります。毎度毎度、私たちの力不足は否めませんが、内容はパネリストの方々のお力でなかなか面白いです。

読んでみたい人は、 ogidou.kaiduka@gmail.com まで連絡下さい。出来る限り送ります!!!

写真にある通り、今回はブラックとブルーの2パターンあります。内容は一緒なんですけどね。ポケモンみたいでしょ。

美術っていいとも!5

こんにちは、カニメガです。 真さんからパスがまわってきました。  自己紹介からすると、カニメガは宮古出身の男女2人組です。 アートっぽい活動をしながら暮らしています。 今は主に、県内のアート展や、デザイン展に参加させてもらっている感じです。 荻堂の二人とも「wanakio2008」で知り合いました。  カニメガは二人とも美術教育関係者ではないので、今までリレーで書いてきている方々のように、日々美術教育について思案してないので、自分の経験をちょろりと書きます。  残念ながら、小中高校・・と思い出しても、学校で美術を学んだ記憶があまりありません。 当時の島の美術教育は、時間数含め、かなり薄かったです。 勿論、その時に頑張っていた美術の先生もいると思いますが、 二人の意見として「かなり薄かった!」と共通しているので、少なくとも私たちにはそうだったように思います。  では、なぜ美術の道に進んだのか。 ここからは、カニメガのカニ(♀)の方の話になります。  実ははっきり覚えてはいませんが、高校2年の時に 雑誌だったか、TVだったかをみて、意識して「美術」というものを発見しました。 もともと宮古島には、美術館なんてなくて、「デザイナー」といえば「ファッションデザイナー」で、「画家」はピカソしか知らなかった。 身近な絵画は、なんとか事務所にある、額に「寄贈」と書かれた「湖と山の絵」です。美術について考えたことがなかったのですが、そんな時に「美術」または「それ界隈」で生きている人が結構いる。と気がついた時になんだかすごく刺激的で、美術を通して何かできそうな気がしました。(甘かった) でも実際に私が島をでるきっかけになりました。  翌年、なんとか某大学の教育学部の美術工芸科へ入学することができました。(よかった)  島を出ると、もっと刺激がたくさんありました。 映画館も沢山あったし、本屋さんも大きかったし。 何よりも衝撃だったのは、若い人達がカフェやバーや小さなギャラリーと、いたる所で、自らお金払ってでも自分の作品を展示したり、パフォーマンスしたり、映像上映したりしていたこと。 自分の島でそんなことしようもんなら 「何でそんなことしてんの?笑われそー。」てな感じなんですが、 「よくやるなー」と思いつつ、とても刺激的で面白かった。  とにかく学校以外でも美術がたくさんあり、 普通に生活しているだけで触れることができるのがよかった。 そんな刺激にほだされて(?)今まで何だかんだ続けている気がします。  学校以外でもふれることのできる美術は、最近わりと盛んで、 展示会はもちろん、公民館や映画館、街の中で魅力的な講座やワークショップがたくさん開かれています。 実際にカニメガとしても公民館や、動物園なんかでワークショップをすることもあります。子ども達対象がほとんどですが、関わっている大人たちの方が興味津々だったりすることも多いです。 美術と名がついてなくても、入り口が美術的なものだったり、又は過程が美術的だったり、ゴール地点が美術的だったり、というものもあります。私自身の経験からいうと、学校を卒業してからの方が、美術に触れる機会が多いかも。  学校を卒業してしまった人も、学校がない所の人も、美術に触れられる世の中は生活にハリが出ていいなぁと思う。大いに活用すべき。  そんな中で逆行するように、宮古島では、図書館がなくなり、映画館がなくなり、文化的にますます乏しい環境になっている気がして、切ないです。 (一応、映画館も図書館も規模はそうとう縮小してもなんとかギリギリ復活、存続しているようで、応援したい。)  島をでるきっかけが「美術」であったように、島に戻るきっかけも「美術」になるかもしれない。と思う今日この頃です。(予定は未定です)  漠然と、私と美術にまつわるエトセトラになってしましました。 無駄に長文ですいません。 最後まで読んでくれた人、ありがとうございます。  更新おそくなってごめんないさい。次にまわします。 美術っていいともー 次てまきさんでーす。

2010年10月9日土曜日

美術っていいとも!4

こんにちは。玉城真(たまきまこと)といいます。

荻堂のお二人のご紹介により、美術っていいとも!に出させていただきました。

ありがとうございます。

いままでにご紹介にあがった先生たちと違って実績もないのですが

私のプロフィールを紹介します。

駄文で読みにくいところですが、ご了承いただけると幸いです。

私は現在、NPO法人の珊瑚舎スコーレという学校で美術の講師をしています

珊瑚舎で講師は五年目になります。以前は、公立高校と附属中学のほうで講師もしていました。

珊瑚舎での美術の授業は、14歳から20歳ちかくの生徒達12名を週一回80分で見ています。

少人数と幅広い年齢層の生徒たちを一つの時間で見ていますので

同じ課題というよりも個々のやりたいことを個々でやってもらい、それに対応する

かたちのスタイルで授業進行しています。

ここ数年は、生徒とのコミュニケーションを意図的にとるように意識して授業をしています。

ようやく、この方法をとれるような心境に私がなってきたのかと、自己分析しております。

以前はネタ主義というか、作品の制作、発表もしていたので、それもあっておもしろいことばかりしようとしていました。

ネタ主義が悪い訳というより、私自身のやり方がまずかったのだと思います。

それでも、ネタをとおして考えられる過程も重要視していましたし、それからできた作品の良さも考慮していましたので、うまくいったときは、それはとても良く見えました。

ただ予想に反して、ネタの中途半端さや検討不足など、でうまくいかないと感じることもあり、それを生徒にさせてしまったことに、うまく説明できませんが、自分で責任がとれないような、うしろめたい気持ちが残りました。

うしろめたさや責任といったことは、先生をしている以上、常に考えさせられることだし、先生という職の業かもしれませんが、それに押しつぶされてしまいそうなときもありました。

それが劇的に変わるような何かがあった訳ではないですが、家族ができ、子供を授かり、その子供と毎日接する中で、腑に落ちるではないですが、「経験をとおして考える。それを用意する」ことが大事で、まだ美術がはじまっていない子たちには、それだけで成り立つような…、そう思い考えるようになりました。

それからは、生徒と話をして、美術問わずにカタチにしたいものを探すことを重視しました。自分は何を美術でやりたいのか、そこを出発点に美術がはじまるほうが良いと考えました。

そうすると、個々の生徒ごとに考え方や美術の授業に対する取り組み方が違っていても、それは、個々の課題であり、着地する場所が違うことを受け入れる私の心の余裕になりました。

ただ今、その変化が少しずつ生徒たちにも表れてきました。

茶化してふざけることで、まぎらわしていた生徒が、制作をとおして、作家のように、自分の作品に向き合い、他人と意見をぶつける気構えを持って取り組んでいます。そういう大きな変化でないにしろ、他の生徒たちも、各々が美術を自分の中のものと感じて、授業に取り組んでいます。

もし、今のやり方を公立校でできるかといえば、私はできません(笑)

物理的な面もありますが、評価という点でどう判断したら良いのかわからないことが大きいです。

珊瑚舎スコーレでは、自己評価ノートによる評価をやってい、。事後に自分のやったことを思い返して見直すような形式です。これなら、今わたしがやっている過程を大事にすることと、そう隔たりはないやり方だと思っています。

ながながとなりましたが、こういうことを考えて美術の先生をしています。

公立校でもない小さなNPOの学校だからできることだし、みなさんの参考になるとも思いませんが、こういった末端からも発信共有できる取り組みを荻堂のお二人が作り、がんばられていることに共感し、声を出した次第です。

美術っていいとも!のルールどおり次につなげないといけないのですが…

荻堂のお二人に紹介していただいた、カニメガさんどうでしょう。大丈夫かな。

2010年9月21日火曜日

美術の先生は何を考えているのか。② やりました。

シンポジウムの様子

9月19日
シンポジウム「美術の先生は何を考えているのか。②」を開催しました。
当日は台風が接近していましたが、快晴となりました。
連休の中日でしたが、50名程の方に来場して頂きました。感謝でございます。
現在報告集を作成中ではありますが、簡単に報告します!

シンポジウムはパネリストの方々の実践報告からスタート。

若狭小学校/新垣朝成先生
図工美術の専門ではない新垣先生ですが(しかも元銀行員)、図工に近年はまっているとのことで、今回はグループワークによる図工の実践を紹介して頂きました。グループで制作するとういことは図工ではなかなか出来ていないとのことでしたが、相互に意見をする中で「言葉」も高めようという狙いもあるそうです。
※確かに、どのレベルでの図工美術でも個人制作が大半です。みんなでやる活動も大事ですねぇ
若狭小学校は校長先生を筆頭に図工をしっかりと取り組んでいる学校とのこと。小学校に現代アーティストや大学生が入り込んで授業を行っています。(若狭小学校のホームページに詳しくありますのでご覧下さい。)それらの紹介もして頂きました。

具志川東中学校/松本綾乃先生
今回唯一の美術の先生だった綾乃先生。中学校の教育を美術という枠を超えて話をして頂きました。美術は週に1時間、伝えることの難しさ。生徒指導をする中で、先生から逃げていってしまう生徒との関係。
そんな中生徒との関係のとり方として、給食時間の校内放送にジャスミンというペンネームでリクエストをしながら、生徒との間接的なコミュニケーションを発案。イエモンやレディオヘッドなどのリクエストと共にメッセージを発信していました。
また、道徳の時間にはマンガを使った実践。自分の一番苦手としていた道徳での実践に想いを込めて向き合っていたとのこと。








2010年9月16日木曜日

はじまり と おわりに

シンポジウムまでもうすぐです。当日会場のチャペルでは香取光一郎さんによる「はじまり と おわり」にアコーディオンの演奏が決定しました!!
本当はチャペルにあるパイプオルガンでの演奏予定でしたが、調子が悪いようで残念です。

ですが!チャペルで香取光一郎さんがアコーディオンを奏でるんです!
これだけでも、とても面白いですよー!

どんな演奏をしていただけるのか、とびきりのチャイムおたのしみに☆

2010年9月7日火曜日

会場 キリスト教学院大学 チャペル!




会場のキリスト教学院大学(沖縄だとキリ短と言った方がわかりやすいですね。)のチャペルの下見に行ってきました。さすが神聖な場所、とても奇麗な空間です。こんなところでやちゃいます!パイプオルガンもあるので、是非とも奏でたいと思っています。乞うご期待!
※ちなみにこの学校の建築は真喜志好一さん(佐喜眞美術館、シュガーホールの建築も)がされています

2010年9月4日土曜日

シンポジウムチラシ、送ってます!

出来上がったチラシの郵送作業をしました。今回は美術の先生だけではなく、いろんな人にチラシを送りました。
たくさん来てくれるといいなぁ。

チラシは県内外の文化施設に置いてあります。見つけたら、せっかくなので読んでみて下さいね!