2010年9月21日火曜日

美術の先生は何を考えているのか。② やりました。

シンポジウムの様子

9月19日
シンポジウム「美術の先生は何を考えているのか。②」を開催しました。
当日は台風が接近していましたが、快晴となりました。
連休の中日でしたが、50名程の方に来場して頂きました。感謝でございます。
現在報告集を作成中ではありますが、簡単に報告します!

シンポジウムはパネリストの方々の実践報告からスタート。

若狭小学校/新垣朝成先生
図工美術の専門ではない新垣先生ですが(しかも元銀行員)、図工に近年はまっているとのことで、今回はグループワークによる図工の実践を紹介して頂きました。グループで制作するとういことは図工ではなかなか出来ていないとのことでしたが、相互に意見をする中で「言葉」も高めようという狙いもあるそうです。
※確かに、どのレベルでの図工美術でも個人制作が大半です。みんなでやる活動も大事ですねぇ
若狭小学校は校長先生を筆頭に図工をしっかりと取り組んでいる学校とのこと。小学校に現代アーティストや大学生が入り込んで授業を行っています。(若狭小学校のホームページに詳しくありますのでご覧下さい。)それらの紹介もして頂きました。

具志川東中学校/松本綾乃先生
今回唯一の美術の先生だった綾乃先生。中学校の教育を美術という枠を超えて話をして頂きました。美術は週に1時間、伝えることの難しさ。生徒指導をする中で、先生から逃げていってしまう生徒との関係。
そんな中生徒との関係のとり方として、給食時間の校内放送にジャスミンというペンネームでリクエストをしながら、生徒との間接的なコミュニケーションを発案。イエモンやレディオヘッドなどのリクエストと共にメッセージを発信していました。
また、道徳の時間にはマンガを使った実践。自分の一番苦手としていた道徳での実践に想いを込めて向き合っていたとのこと。








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