2010年8月23日月曜日

パネリスト紹介 新垣朝成

「美術の先生は何を考えているのか。②」のパネリスト三人目は若狭小学校の新垣朝成先生です。

新垣さんは若狭小学校の崎浜校長先生から紹介を受けました。図工専門ではないとのことですが、若狭小学校がとても図工を大事にしている学校で、新垣さんも図工を研究なさっていたとの事です。新垣さんの経歴はなかなか面白いです。

略歴

琉球大学法文学部法政学科卒業、明星大学通信教育学部単位修得(平成12年) 平成3年 株式会社琉球銀行入行

 平成10年 沖縄県対米請求権事業協会(2年出向勤務後、退職) 平成13年 那覇市立城東小学校、久米島町立比屋定小学校、那覇市立若狭小学校勤務 現在に至る。


もと銀行員という経歴をもった先生。みたことないです。とても素敵な経歴です。


新垣さんからのメッセージ

「子どもたちは、図工が大好きです。休み時間には、イラストを描いたり、おもちゃなどを作ったりしている子もいます。遊びが図工の授業のヒントになることは多いことに気づきました。これからも子どもたちとたくさん図工を楽しみたいと思います。」


若狭小学校も面白い学校なので、ついでに紹介します。

新垣先生の働いている若狭小学校は那覇の「波の上ビーチ」の近くにある学校です。この小学校は2006年に鄒素芬さんという台湾の現代美術家による1年0組 若狭発見伝」という子どもたちが県内に住む外国人に対して、若狭の身近な文化を教える授業を展開しました。2008年にはwanakio2008というアートイベントの中で安岐理加さんという現代美術家と児童との共同制作「風のひかり」の舞台になりました。その年から鄒素芬さんの「F36飛行計画」というプロジェクトも行っています。ざっとした紹介でした。

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